坊村は雪国だった
先日買った靴の試し履きorならし履きに、比良山にゆこう。
金曜日、ネットの天気予報を見てると、冬型気圧配置とかなんとか書いてありますが、
滋賀県大津市は、晴れマークだし、
ま、比良山だし大丈夫だろう、と出かけることにしました。
京都の出町柳駅を出て、坊村(=比良武奈が岳の登山口)行きのバスを待ってると、
晴天ではあるものの、
はるか北山がうっすらと霞をかぶったように、白く見えています。
定刻きっちり7:45にバスは出発。途中、大原三千院の前を通過するあたりでは、
北山杉がうっすらと雪化粧をしていて、「今シーズン初めての雪だね」とかいって、余裕いっぱいでした。
ところが、花折峠の登り坂では、エマージェンシーランプを点滅させた車が渋滞の列を作っています。
前方でトラックがスリップしたのか、斜めに道を塞いでいます。
「安全のために、このバスもチェーンを巻きます」との運転手のアナウンス。
道の周囲は完全に雪景色になっていて、真っ白けのけ、です。
雪はさらに深くなり、15~20センチくらいもつもっています。ちょっと気分は、いやな予感です。
花折峠での待ち時間と、チェーン付き低速走行のために、
バスは、定刻を1時間弱遅れて坊村に到着。

坊村の村の中でさえ、約30cmほども雪が積もっています。
「この天気が悪いときに、山には入るのかぇ?」
と村のおばさんが心配そうに、声を掛けます。
「雪が深ければ、直ぐに降りてきますから大丈夫ですよ」
スパッツとオーバー手袋を持ってこなかった儂も心配です。
とうぜんですが、アイゼンとピッケルも持ってません。
だって、まだ、秋山のつもりで来てるんですから。
帰りは、湖西線側に降りるつもりだったんですが、
坊村発の帰りのバスの時刻を確認してから、
出発。
「昼頃までに、御殿山あたりまで行けなければ、
帰りのバスにのれないので、撤退ですね」
もう、気分的には撤退決定です。
できるだけ、村の中でぐずぐずして、
バスでいっしょに降りた、3人組のパーティーに先に行ってもらうようにしむける。
だって、スパッツ無いのでラッセルできないんだもん。
この3人組の前に、もう2人入山していたようで、初めのうちはなんとか
靴に雪を入れずに歩けたものの、
植林地帯を抜けて、ぶな林になったころから、
雪がさらに深くなり、ところによっては膝よりも上まで。
稜線に近づくと突風で地吹雪のように粉雪が舞い上がります。

12時ちょうど撤退開始、下りでは、登り以上に靴に雪が入り込み、
圧雪された雪が氷になって足首を締め付けてきます。
運動量が多いので、足先の冷たさはないものの、
はっきり言って足首が痛いです。

坊村にたどり着くと、雪の中でお湯を沸かして野点。

時間をつぶしてバス待ち。
バスが堅田駅につくと雪などまったくなく、
同じ大津市であっても山の向こう側とこちら側では、まったく違うことをじっかんしました。
帰りに大阪駅前でスパッツとピッケルガードを買って帰りました。
こんど行くときには、ピッケルとアイゼンも持って行こうと思います。
p.s. 教訓:坊村の天気予報は、「滋賀県大津市」ではなく、「滋賀県大津市葛川坊村」のピンポイント天気予報を見ること。あたりまえやんか






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