全国的に連休中は、おおむね晴天との天気予報。
見事に外れてくれましたねぇ。
五月五日、六日と、連日、大雨の中を楽しく歩いて帰ってきました。
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1. 日程、ペース、計画について
5/2 (晴)
11:15 柏木バス停 出発 → 11:50 水補給 → 12:47 上谷分岐 → 13:15 天笠平 → 16:00 伯母谷覗 到着(テント設営)
距離 8.504 km
標高差 1443 m
累積標高 1494 m
5/3 (晴)
6:25 伯母谷覗 出発 → 7:00 阿弥陀が森分岐(女人結界門) → 7:15 脇ノ宿跡 → 8:50 和佐又分岐(大普賢岳巻道) → 9:05 国見岳 → 10:05 七曜岳 → 11:00/11:30 行者還岳 → 11:35 行者還ノ宿 → 11:45 天川辻 → 13:10 一ノタワ → 13:40 行者還トンネル道への分岐 → 14:45 聖宝ノ宿跡 → 16:15 弥山小屋前 到着(テント設営)
距離 13.863 km
標高差 424 m
累積標高 1459 m
5/4 (晴/曇)
6:30 弥山小屋前 出発 → 7:05 八経が岳 → 7:25 明星山 → 9:15 舟ノタワ → 9:55 楊枝ノ森 → 10:25 楊子ガ宿跡 → 11:25 仏生ヶ嶽 → 12:55 孔雀岳 → 13:30 橡の鼻 → 15:05 釈迦ヶ岳 → 15:50 深仙の宿 到着(テント設営)
距離 11.045 km
標高差 -364 m
累積標高 826 m
5/5 (雨)
7:50 深仙の宿 出発 → 8:10 太古ノ辻 → 9:10 天狗山 → 9:50 嫁越峠 → 10:15 地蔵岳 → 10:55 滝川辻 → 11:50 涅槃岳 → 12:25 証誠無漏岳 → 13:15 持経の宿 到着(避難小屋泊)
距離 9.415 km
標高差 -413 m
累積標高 938 m
5/6 (雨)
6:20 持経の宿 出発 → 7:10 平治の宿 → 7:45 転法輪岳 → 8:20 倶利迦羅岳 → 9:20 怒田ノ宿跡 → 9:50 行仙岳 → 10:15/10:55 行仙宿山小屋 → 12:30 笠捨山 → 13:00 葛川辻 → 14:15 香精岳分岐 → 16:00 上葛川 到着(民宿うらしま泊)
距離 16.286 km
標高差 -499 m
累積標高 1202 m
5/7 (雨)
7:00 上葛川 出発 → 7:15 上葛川口バス停 到着
1.1 日程と実績について
各行動日ごとの行動時間、距離、累積標高、コースタイムを整理して下表に示す。累積標高は、登り累積標高を括弧の外に正の値で、下り累積標高を括弧内に負の値で示した。
日 |行動時間|距離(km)|累積標高(m) |コースタイム|行動時間÷コースタイム
5/2| 4:45 | 8.5 | 1500(-50) | 4:20 |1.10
5/3| 9:50 | 13.9 | 1500(-1000) | 6:50 |1.44
5/4| 9:20 | 11.0 | 800(-1200) | 6:50 |1.37
5/5| 5:25 | 9.5 | 900(-1350) | 6:15 |0.87
5/6| 9:40 | 16.3 | 1200(-1700) | 7:20 |1.32
1日目(5/2)は、カメラの不調で止まっていた時間が20分前後あり、これを差し引けばほぼコースタイムどおりだった。
2日目(5/3)、3日目(5/4)は晴天であったにも関わらず、他の日と比較してペースが遅い。これは、K子さんの下りペースが遅いことが原因である。この両日には、K子さんはダブルストックの使い方に習熟していなかったが、これに慣れた4日目(5/5)と5日目(5/6)には下りペースが向上している。
5日目(5/6)は、雨中を順調に高速巡航していたが、笠捨山登り途中で同行者を拾い、その結果、少し遅くなってしまった。
さらに、4日目&5日目は、雨天のために道がぬかるみ、足が取られて歩きにくかった。これを考慮すると、まずまずのペースで歩けていると考えられる。
1.2 天候について
1日目(5/2)、晴天。終日、ショートパンツにTシャツ1枚で登った。
2日目(5/3)も、晴天。弥山のテントサイトでは、夜間、放射冷却のためだろうか、氷点下まで冷え込んだ。
3日目(5/4)夕方から雨が降り出した。
4日目(5/5)朝、8時まで雨が降り続けば、その日は1日停滞するつもりだったが、朝7時に小雨になり、あわててテントを撤収し、7:50分に出発した。
13時過ぎには、その日の予定到着地点である持経宿に達した。当初予定では、ペースが上がっていれば、次のテントサイトである平治宿(約1時間先)まで達するつもりにしていたが、バスの便がある池原へと林道づたいにエスケープできる持経宿避難小屋で泊まり、翌日の雨のようすを見ることにした。
5日目(5/6)、土砂降りが続くようであれば、池原へとエスケープするつもりであったが、朝6時、降り止んだため出発。約30分後に、再度降り始め、その後は降り止むことがなかった。
行仙岳の登りでは、降り続いた雨のために道がドロドロになっており、ストックを突き立てていないとズルズルと滑り落ちる程の悪路だった。
笠捨山を超えた先、葛川辻から奥駆道を外れて上葛川集落の民宿へとエスケープした。このエスケープ道にて拾ったヒルを民宿まで持ち込み、民宿のおばさんから非難された。ザック雨蓋内側まで湿気が入り込み、雨蓋内に入れていたデジカメのシャッターが落ちなくなった(レンズ内に水滴が見えた)。
6日目(5/7)、上葛川口乗車、十津川乗り換え、大和八木までバス利用。帰宅するまで雨が続いた。
2. 食事等について
2.1 朝食
朝食は、アルファ米の赤飯+インスタントみそ汁。二人でアルファ米一袋でピッタシの量だった。
レトルトの豆腐、薄揚げをみそ汁に加えてボリューム&味アップ。満足。
2.2 夕食
麻婆春雨、錦糸卵かけちらし寿司、ビーフン、魚肉ソーセージ乾燥キャベツのカレー炒め、錦糸卵ほうれん草牛タンジャーキーのマヨネーズ和え、以上がメニューでした。
2.3 行動食&昼食
カシューナッツ+レーズンをジップロックに入れて主行動食とした。この消費量として、200g/人/日と見積もり、カシューナッツを1kg、レーズンを1kg用意したが、実消費量は、80g/人/日であった。最終二日間、雨が降り続き、行動食であっても食べにくかったために、消費量がいくぶん少なくなったと思われる。
副行動食&昼食の、フルーツケーキ450gとカロリーメート4箱は、すべて消費した。
キットカット1袋は、手つかずで持ち帰った。
2.4 その他飲料等
粉末飲料として、緑茶、コーヒー、ミルクティー。その他に、練乳と蜂蜜のチューブを用意したが、緑茶がBest。次点がミルクティー。その次が練乳という評価。特に緑茶は、(フリーズドライの塩鮭や野沢菜を加えて)アルファ米に掛けるとお茶漬けができあがり、食欲減退時に全員から好評(おかげで、残飯を出さずに済んだ)。甘いミルクティーに練乳を絞り込むと、下界では絶対に飲めない極甘超ハイカロリー飲料になり、これも好評。蜂蜜は、飲料に加えるよりも、昼食のフルーツケーキに塗りたくって好評。
コーヒーは、ほとんど消費しなかった。
2.5 燃料
ガスカートリッジ大(500)1本で、6日x2人をほぼまかなえると予測したが、予備として寒冷地用ガスカートリッジ中(230)1本を用意した。
実際の使用量は、55g/1日/2人であり、寒冷地用は手つかず。
2.6 水事情
天水利用かつ水事情悪しとのことで、浄水フィルター(スーパーデリオス)を用意した。せっかく持ち上げたのだし、濾過するヒマも連日十分にあったので利用したが、効果の程はよくわからない(判るとかえって困る)。少なくとも、浮かんでいるゴミは除去できた(これだけなら、コーヒーフィルターでも十分ですが)。
第5、6日目は、雨の中、ザック内から水ボトルを取り出すのが邪魔くさく(ザックの中身が濡れるのがイヤで)、水を飲みづらかった。大雨の中で脱水症状とは、砂漠で溺れるみたいな皮肉です。
せっかくPlatypusの水袋使ってんだから、ドリンキングチューブを足してやろうと思います。高いけど(なんで、ビニールホースが2000円もするねん)。
3. 装備等について
3.1 テント
全面メッシュ構造の軽量テント(Big Agnes Copper Spur 2 Tent)であり多少心配だったが、多少の雨風や氷点下5度程度の気温ならOK。(不思議なことですが、メッシュの内と外では寒さが違う。網一枚でも、断熱効果があるようです。)
シリコンコーティングの極薄フライシートは、土砂降りの雨にも耐えてくれたが、(降雨始まりから約10時間後)ポールにテント本体を吊り下げる金具を伝って、テント内に水滴がしたたり落ちてきた。水滴を誘導してテント内に落下させないように、金具にヒモを結んでぶら下げるなどの工夫が必要だろう。
テント撤収手順として、今回深仙宿にて、以下の手順を採用した。
(1)ポール先端(4カ所)をテントから抜き外して、ポール先端を地面に突き刺す。
(2)フライシート下に潜り込み、テント本体の吊り下げ金具を外す。
(3)テント本体をフライシート下でたたむ。
(4)フライシートを外してたたむ。
(5)ポールを分解
これによって、テント本体と自分を雨に曝さずにテントを畳むことができた。
テント本体のポール挿入用ハトメ穴(4カ所)位置と同じ位置関係になるように、結び目を作った細引きを用意しておけば、上記の手順を逆向きに実行できるだろう。こうすることで、テント本体をぬらすことなくフライシート下に張ることができるのじゃあないだろうか。テント本体が全てメッシュであるこのテントでは、通常通りの張り方では、雨天時にはテント内部がびしょぬれになってしまうため、特に有効であろう。
3.2 雨具
今後、2日以上の山行では、雨具に必ず撥水スプレーを振ってくようにしよう。
雨具表面が水膜で覆われてしまい、雨具内の蒸気がまったく外に出てくれず、なんぎしました。ほぼズーッと、雨具の前をはだけて歩き続けました。
3.3 ザック
新品のザックなので、防水バッチリと思っていたのに...。ダメでした。雨中一日目は、水滴をはじいていたのに、次の日はぐっしょり濡れて、中までしっとりでした。対策は、...思いつきません。どうしましょか?
3.4 調理用品
メタクッカー&フライパンのデュエットでコッヘル不要作戦。Goodでした。バーナーが1つしかないので、先ずクッカーで湯を沸かし、その湯をテルモスに入れておいて利用しました。フライパンがあると、メニューのレパートリーが広がりました。
3.5 ダブルストック
今回ほど、ダブルストックの威力を感じたことはありませぬ(というか、普段はストック使いませんぬ)。下りでスピードアップできるだけでなく、ズルズルのぬかるみ登りでは、ストックの根本を握ってダブルアックスのようにも利用できることを発見しました(もう二度としたくはありませんが)。
3.6 シューズ
トレラン用のシューズ(montrail ハリケーンリッジ)は軽いし、快適でした。この靴、まさか、泥田の中につっこまれるとは思ってなかったでしょうが、よく頑張りました。
ゴアテがよく効いて、湿った靴下をつっこんでいても、しばらく歩き続けると、濡れが無くなってきました。水分が蒸気になって靴本体を通って外へと出てったんでしょう。
第6日目、民宿到着時には、この芳しき香りを放つであろう蒸気に惹かれたのか、ヒルs(=複数形)がシューズの側面に喰らいついていました。ショートスパッツを付けていなければ、ほぼ確実にヒルsにやられていたでしょう。
4. その他
4.1 往路バス料金について
奈良交通バス川上村路線に、4/1から料金変更があったようです。上市駅~杉の湯まで300円、杉の湯~柏木まで300円と合計600円/人しか掛かりませんでした。ラッキー
5. 反省点と今後の課題の要約
まあ、上記のような反省点多々あれど、今後も懲りずに、同じようなことをやってゆくのでしょうか。課題山積み、要約終わり。
6. 感想
もう二度と奥駆、行きませぬ。
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